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Vol.50 海外口座のメリット・デメリット

Q.会社の同僚が、香港に行って銀行口座を開設してきたと話していました。話を聞いていたら、なんとなく僕も興味が湧いてきました。海外口座を開くことのメリット・デメリットを教えてください。(Nさん、25歳、会社員)

■ お金に国境のない時代

 定年後に海外でのロングステイを希望する人や、日本国内の低金利が長引いているため比較的高金利の海外でお金を運用しようという人が多くなり、何年か前には海外の金融機関に口座を開設することが静かなブームとなりました。今では、口座開設サービス等を行なっている業者もたくさんありますし、海外口座を開くためのパックツアーなども催行されています。そういったツアーに参加しなくても、個人旅行のついでに開設してきた、という人も珍しくありませんし、私の友人にも海外に口座を持っている人がけっこういます。もはや「お金に国境はない」時代と言われていますから、海外に口座を開くということは、今まで思っていたよりも日常的なことになっていくのかもしれませんね。

 とはいえ、ものごとにはやはり良い面と悪い面があります。単にブームだからと、気軽に手を出して火傷してしまった、なんてことのないように、今回は海外の金融機関に口座を持つことについて考えてみましょう。

■ タックスヘイブンとは?

 さて、海外に口座を開くといっても、どこのどんな国でも良いわけではありません。普通はタックスヘイブン(オフシュア)と呼ばれる地域を選ぶことになります。タックスヘイブンとは、日本語に訳すると「租税回避地」という意味です。自国に主要な産業がないため、税金を優遇することで、ビジネスや資産を集めることを目指している地域なのです。モナコ公国やサンマリノ共和国、バミューダ諸島、バージン諸島、ケイマン諸島などが有名ですし、アジア地域の香港やマカオ、シンガポールなども、税率が極めて低いため、事実上タックスヘイブン地域にあたります。

■ メリットいろいろ

 ということで、わざわざ海外に口座を開くメリットのひとつが、運用益にかかる税率が低い(あるいは無税)ということです。(注:日本に住んでいれば確定申告をして納税する義務があります。)

 二つめのメリットは、金融商品の豊富さです。タックスヘイブンには金融機関も多く、その間の競争もあるので、商品が豊富で利子が高く、サービスも良いといわれています。日本では買えない金融商品も選択できますし、日本の銀行よりも資金を動かす際のコストも割安なようです。

 また、プライバシーが保護されるということも大きな特徴です。預金者の個人情報はかなり厳重に保護されています。(ただし、脱税やテロ資金のためのマネーロンダリングの懸念もあり、不審な資金についてはこの限りではなくなってきているようです。)

■ デメリットも、もちろんあります

 海外で取引するということですから、やはり言葉の問題は避けて通れません。書類ももちろん外国語ですし、多くの場合英語でやり取りしなくてはいけません。ある程度の語学力は必要でしょう。

 また、その金融機関がある地域はどんな税制なのか、政治的に安定しているのか、信用できる金融機関か、どういった商品があるのか、口座開設のためにはどんな書類が必要か、最低いくら用意しなければならないのか、などなど、口座を開く前に調べておかなければならないことや用意しておかなければならないことはたくさんあります。当然、何かトラブルがあれば基本的に自分で処理しなければいけません。その国に住んでいればともかく、国内の銀行のように何かのついでにちょっと立ち寄るなんてことは無理ですから、よほど「口座を開いてこういうことがしたい!」という明確な目的意識がないと、途中で挫折してしまうなんてことにもなりかねません。単にブームだから、ということではなく、自分にとってのメリットとデメリットを見極め、あくまで自己責任で行動することが必要になります。

 ともあれ、将来ロングステイや留学などを予定している人にとっては検討に値する選択肢のひとつだと思います。口座開設の方法など頻繁に変わっているようなので、最新の情報を利用してくださいね。

幸せを呼び込むポイント

・すでに「海外に口座を開設する」ということができるようになっている
・メリットは税率、金融商品の豊富さ、プライバシー保全など
・デメリットも言葉の問題を始め、さまざまあるのできちんと把握しておくこと
・国内よりも、いきおい自己責任度は高くなる。最新の情報を利用すること


幸せを呼び込む一冊
個人投資の楽園 オフショア入門完全マニュアル ~お金の心配がいらない究極の人生設計~個人投資の楽園 オフショア入門完全マニュアル ~お金の心配がいらない究極の人生設計~

作者: オーレン・ ロース, 大楽 祐二
出版社/メーカー:講談社
価格: ¥ 1,680 (税込)

表紙が派手なので、手に取る時に多少抵抗がありましたが、内容はきちんとした海外口座開設のための入門書です。この本でとりあえず、一通りの流れ知っておくことをオススメします。

オフィスBLISS 金子祐子

マネー
投資・運用生命保険自動車保険ローンクレジットカードキャッシングソニーグループ


2007-06-26 11:57  nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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